Japanese
English
特集 脊髄損傷とリハビリテーション工学
介護ロボット
Helping Care Robotics.
斎藤 之男
1
Yukio Saito
1
1東京電機大学理工学部
1Faculty of Science and Technology, Tokyo Denki University
キーワード:
介助
,
介護ロボット
,
福祉機器
,
技術支援
Keyword:
介助
,
介護ロボット
,
福祉機器
,
技術支援
pp.503-505
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107094
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はじめに
15年前,ロボットによる介助・介護を提案した際,次のような意見が返ってきた.①無味乾燥ともみえるロボットに,介助・介護をさせるなどとんでもない,②もしロボットが誤動作したらどうするのか,③それほど機能があるわけではなく,本当に介助ができるのか,といった意見である.それから現在,以上の①~③に対する意見はどう変わったかといえば,基本的には根強く残っているように思う.この15年間にロボットはどのような発展が見られたか,介護ロボットとして解説する前に述べておきたい.
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