高齢透析患者に対する個別化した医療と介護
介護保険制度の活用 送迎を要する患者への対応
吉成 ひろみ
1
,
杉山 誠
,
長沼 信治
1小羊会長沼クリニック
キーワード:
外来患者
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
地域保健医療サービス
,
介助
,
ケアプラン
,
介護保険
,
要介護認定
,
介護サービス
Keyword:
Community Health Services
,
Custodial Care
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Outpatients
pp.1283-1288
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015004441
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当法人では1995年の開設以来,希望する昼間透析患者全員に自宅前とクリニック間の送迎サービスを実施し,現在昼間透析患者の62%が利用している.通院で介護を要する患者が30%,介護認定を受けている患者が25%,在宅サービス利用者が15%,施設入所者が3%である(以上全患者比,2014年3月末).独居,高齢夫婦世帯で連絡先をもたない患者が増加している折,介護保険などの公的制度を利用しつつ各専門職と連携していくことが重要である.
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