学会報告
第8回東海リハビリテーション懇話会―昭和63年4月22日,於:名大医学部鶴友会館
室賀 辰夫
1
,
猪田 邦雄
2
1名古屋大学医療技術短期大学部作業療法学科
2名古屋大学医療技術短期大学部理学療法学科
pp.542-543
発行日 1989年7月10日
Published Date 1989/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106093
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1.慢性関節リウマチ(RA)の活動性とその評価
愛知医大整形外科 三井忠夫
RAは全身性疾患であり,多関節が罹患し,関節破壊や疼痛により多彩な病像を呈する.それ故,診断を確定し炎症の活動性を知り,予後を推測することが治療計画を検討する上で極めて重要である.
1987年ARAにより診断基準の改訂が行われた.7項目に簡便化され,うち4項目を満たすものをRAとした.また,RAが炎症性疾患であり,炎症の程度が症例により異なるため,活動性の評価は運動機能の評価とともに治療programを決める上で重要である.
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