Japanese
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講座
言語障害のリハビリテーション(6)―脳性麻痺言語障害のリハビリテーション
Communication Disorders: Rehabilitation and Management (6) Cerebral Palsy.
綿森 淑子
1
,
笹沼 澄子
1
Toshiko Watamori
1
,
Sumiko Sasanuma
1
1東京都老人総合研究所
1Section of Communication Research, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology.
キーワード:
脳性麻痺
,
評価
,
言語治療
Keyword:
脳性麻痺
,
評価
,
言語治療
pp.747-752
発行日 1974年10月10日
Published Date 1974/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103215
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問題の特徴
脳性麻痺とは「胎生期,分娩周辺期または分娩時におけるさまざまな原因から脳損傷をきたした結果あらわれる運動機能の障害を中心とする症候群」1)であり,1,500の出産に対し7人という頻度で脳性麻痺児が出現する2).
脳性麻痺児の多くは,運動機能の障害に加えて,言語 ・聴覚・視覚の障害,てんかん発作や,行動異常,精神薄弱などを伴っている.その頻度は表1に示す通りであり,ひとり当り平均3種以上の障害を合併しているといわれている3).
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