Japanese
English
講座
言語障害のリハビリテーション(2)―失語症のリハビリテーション(1)
Communication Disorders: Rehabilitation and Management (2) Aphasia in Adults (1)
笹沼 澄子
1,2
Sumiko Sasanuma
1,2
1東京都老人総合研究所
2東京都養育院付属病院
1Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology
2The Yoikuin Tokyo Metropolitan Hospital
キーワード:
失語症
,
評価
,
鑑別診断
,
分類
,
予後
Keyword:
失語症
,
評価
,
鑑別診断
,
分類
,
予後
pp.403-410
発行日 1974年5月10日
Published Date 1974/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103142
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【抄録】 ことば(言語)によるコミュニケーションの手段を一瞬のうちに奪われた成人失語症患者が直面する世界は,およそ想像しうる最も悲惨なものの1つであろう.このような重大な障害から立直り,最大限の機能回復をはかるには,問題の本質をできるだけ早期に把握し,適切な手だてを適切な時期に溝じうるような,系統的かつ総合的な対策が必要である.第1回は,問題の評価を中心とし,その原則と方法について紹介した.個々の患者が示す失語症状のパターンはきわめて多彩であり,これらを適確に捉えるための掘り下げた検索が,より有効な治療借置への前提条件であることを強調した.
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