連載 嚥下障害食
摂食・嚥下障害者のための段階的な食事(2)
大越 ひろ
1
,
手嶋 登志子
2
1日本女子大学家政学部食物学科
2浜松大学健康プロデュース学部
キーワード:
食形態
,
嚥下食
,
ソフト食
,
やわらか食
Keyword:
食形態
,
嚥下食
,
ソフト食
,
やわらか食
pp.1100-1101
発行日 2006年11月10日
Published Date 2006/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100417
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今回は,病院・施設などで提供されている摂食・嚥下機能に応じた段階的な食事について,食形態とテクスチャーから分類を行い,表のように共通化への方法を模索した.
段階的な食事の共通化の前提となる食形態
共通化には主食の食形態を考慮する必要がある.主食には,ご飯,やわらかご飯,全粥,ミキサー粥,重湯ゼリーなどが挙げられているが,病院で提供されている食事の場合も,一般的には主食の食形態で主菜や副菜の食形態が決定されている場合が多い.
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