特集 歩行支援機器による歩行up to date
健常者におけるロボット支援歩行練習中の覚醒状態の急激な変化—定量的経時的脳波記録法による研究
中西 貴江
1
Yoshie Nakanishi
1
1株式会社安川電機技術開発本部ロボティクスヒューマンアシスト事業推進室
キーワード:
ロボット支援歩行練習
,
覚醒状態
,
脳波測定
,
音刺激
,
声掛け刺激
Keyword:
ロボット支援歩行練習
,
覚醒状態
,
脳波測定
,
音刺激
,
声掛け刺激
pp.913-921
発行日 2015年10月15日
Published Date 2015/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200349
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はじめに
リハビリテーションを含む医療分野において,さまざまなロボットが研究,開発され,その臨床応用への道が開かれつつある.しかし,患者を取り巻く開発者,医療従事者双方で,それらが臨床現場でどのように使われるべきであるか,その方法は確立されていないのが現状である.
本稿は,筆者が産業医科大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座に在籍中に行った,歩行支援ロボットGait-Assistance Robotを用いた研究成果の一部である.興味深い結果が得られたので,ご紹介したい.
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