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                                    あとがき
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                山田 俊幸
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.980
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2019年8月15日
                  Published Date 2019/8/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202116
                
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- 文献概要
- 1ページ目
日本臨床検査医学会では,“基準範囲”という用語について,その妥当性の見直しをしているところです.そして,変更することになった場合の代替案の検討も行っています.周知のごとく,この用語と“臨床判断値”との違いが一般の方々や臨床検査関係以外の医療者にほとんど理解されていないことから,小さからぬ混乱を生じました.かように用語には大きな影響力があり,その策定には慎重さが求められます.多くの学術用語が外来のものであることから,適切な翻訳も重要となります.もっとも,最近は無理な和訳を付けるよりも,原語表記・カタカタ表記の傾向にはあるようです.
もちろん,本質的なことは用語の表面的な顔ではなく,その意味するところであることは言うまでもありません.今月号の特集は,がんゲノム医療にまつわるさまざまな専門用語の本質をわかりやすく解説し,一見取っ付きにくく難解にみえるこの領域に親しみをもってもらうことを目的の1つとしています.それぞれエキスパートの方が丁寧にまとめていますので,学習効果は大きいものと期待しています.

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