The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 18, Issue 2
(February 1984)
Japanese
English
特集 癌
理学療法・作業療法を施行する上でのリスク―制癌剤・ホルモン剤を投与されている患者
Risk of Physical and Occupational Therapies in the Patients Receiving Anti-Caneer or Hormonal Trcatments
藤沢 しげ子
1
,
三和 真人
1
Shigeko FUJISAWA
1
,
Makoto MIWA
1
1慶応義塾大学病院
1Keio University Hospital.
pp.85-90
発行日 1984年2月15日
Published Date 1984/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103029
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はじめに
理学療法,作業療法の対象も広がりを見せており,従来の整形外科的疾患を中心としたものから,広く一般内科,および外科を含むほとんどすべての診療科に,その適応を拡げている.癌は,昭和56年度より,死亡率の第一位になっており1),人口の老齢化と共に,今後さらに,増化することが伺われ,理学療法や作業療法に対するニーズも増して来ることと思われる.
癌の治療に用いられる抗癌剤は,一般的に副作用の強いものが多く,運動療法を行うにあたりその副作用についてセラピストは十分な知識をもつことが望まれる.
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