The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 17, Issue 10
(October 1983)
Japanese
English
特集 理学療法・作業療法の将来
作業療法研究の将来
Future of Occupational Therapy Researeh
田川 義勝
1
,
関 昌家
1
Yoshikatsu TAGAWA
1
,
Masaie SEKI
1
1金沢大学医療技術短期大学部
1School of Allied Medical Professions, The University of Kanazawa.
pp.675-681
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102943
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Ⅰ.はじめに
筆者にとって『作業療法研究の将来』という極めて大きく,分不相応のテーマをいただき,当惑しつつも執筆の運びとなった.改めてテーマの重大さと安請合をした自己判断の甘さに反省しているところである.作業療法の研究分野も暗中模索の段階であり,学問的体系化が叫ばれている昨今でもあり,また現在の混沌とした筆者自身を見直し,戒める意味を含め話を進めたいと考える.そのためには最近の作業療法研究の傾向や特徴を作業療法学会の題材から見つけ出し,また外国,特に米国の最近の動向を参考にし,将来の作業療法のあるべき姿を少しでも示唆できればと考える.
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