とびら
Occupation Therapy
加藤 伸勝
1
1京都府立医科大学精神医学教室
pp.653
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102938
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Philippe Pinelが1801年に書いた“精神病に関する医学・哲学的論稿”の中で,“処方された身体運動と手仕事(prescribed physical exercises and manual occupations)が,すべての精神病院で用いられるべきであるとしたのが,近代作業療法の始まりであることは良く知られている.
その後の作業療法の発展の歴史は,Licht,Sによる作業療法原典(Occupational Therapy Source Book,1948)にくわしいが,1915年Barton,GEが“Occupational Therapy”という用語を用いるまでは,主にOccupation Therapyと呼ばれている.Occupationの意味は,仕事,職業,就業などに加え,占有,占領の意味もある.
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