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特集 筋萎縮性疾患
Duchenne型筋ジストロフィー症児における在宅指導の方法
Home Care Program for Duchenne Muscular Dystrophy
工藤 俊輔
1
Shunsuke KUDO
1
1東京都立心身障害者福祉センター
1Tokyo Metropolitan Rehabilitation Center for the Physically and Mentally Handicapped.
pp.403-409
発行日 1978年6月15日
Published Date 1978/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101695
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Ⅰ．はじめに
東京都立心身障害者福祉センターではDuchenne型筋ジストロフィー症児に対して従来外来通所訓練によりバネ付き長下肢装具（LLB）装着歩行訓練及びホームエキササイズの指導を行なってきた．加えてここ2年来，在宅している筋ジストロフィー症児で適当な訓練機関及び訓練指導者のいないケースに対し必要に応じて在宅指導を行ない始めている．今回各ステージ別に8例注)の症例検討を行ないDuchenne型筋ジストロフィー症児の在宅指導の方法についてひとつの考察を行なったのでここに報告する．
注)この8例中1例にKugelberg-Welander病の疑いを持つ筋ジストロフィー症児が含まれている．
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