Japanese
English
研究と報告
Duchenne型筋ジストロフィー症患者の歩行分析
Gait Analysis of the Patients with Progressive Muscular Dystrophy (Duchenne: Type).
豊島 英徳
1
,
真野 行生
1
,
松井 京子
1
,
安藤 一也
1
,
石原 伝幸
2
,
宮崎 信次
3
Eitoku Toyoshima
1
,
Yukio Mano
1
,
Kyoko Matsui
1
,
Kazuya Ando
1
,
Denko Ishihara
2
,
Shinji Miyazaki
3
1国立武蔵療養所神経センター
2国立療養所東埼玉病院
3東京医科歯科大学医用器材研究所
1National Center for Nervous, Mental and Muscular Disorders.
2National Sanatorium Higashi-Saitama Hospital.
3Institute for Medical and Dental Engineering, Tokyo Medical and Dental University.
キーワード:
歩行分析
,
進行性筋ジストロフィー症
Keyword:
歩行分析
,
進行性筋ジストロフィー症
pp.141-146
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104489
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
まえがき
従来より進行性筋ジストロフィー症患者の歩行用装具は多くの種類が開発され,使用されているが,各種装具には一長一短があり,さらに軽量かつ簡便な装具の開発が望まれる.ところでこうした歩行用装具の開発あるいはその評価には同症患者の歩行分析が必要である.同症患者の歩行分析はリハビリテーションの指針を決定する上でも重要である.歩行分析は最近いろいろな角度からなされている.われわれは今回歩行の重要なパラメーターの1つである床反力に注目し,この床反力計測のための特別の装具を使用し,Duchenne型筋ジストロフィー症患者の歩行分析を行った.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.