特集 腰痛診療アップグレード10原則
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佐藤 安正
pp.56-57
発行日 1998年1月15日
Published Date 1998/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902354
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Q1 脊柱管狭窄での間欠性跛行では,症状発現までの歩行距離による重症度判定基準はあるのでしょうか?
A 間欠性跛行出現までの歩行距離は,腰部脊柱管狭窄症の病期を知る良い指標となり,治療方針の決定に有用である.普通は患者の申告するおおよその距離を記録するが,正確を期するためにはトレッドミルによる歩行負荷が理想である.日本整形外科学会腰痛治療判定基準により4段階に分けられており,治療成績評価に用いられている.
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