総合外来
肺塞栓症の迅速診断・胸壁拍動と心電図の重要性
水嶋 和彦
1
1茅ヶ崎徳洲会総合病院循環器科
pp.635-636
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901881
- 有料閲覧
- 文献概要
■肺塞栓症の診断はしばしば困難とされているが,前胸部の身体所見(特に触診)と心電図変化で迅速に診断できることも多い.抬起性傍胸骨拍動触知および第2音肺動脈成分の充進と,心電図第1誘導S波および右側前胸部誘導陰性T波が重要である.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.