今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
トピックス
7.血管拍動波形
森 晃
1
,
中林 正雄
2
,
武田 佳彦
2
1東京女子医科大学産婦人科
2東京女子医科大学母子総合医療センター
pp.608-612
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902524
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●はじめに
現在,超音波断層像(B-mode)における診断法は,ほぼ確率されたと言えるほど進歩した.しかしながら,それ以外の手法においては,ドップラー診断法以外には,組織診断法などが試みられたものの,一般的な診断法として顕著な発展がみられない.
また,三次元超音波の開発も進められているが,立体画像の作成までの時間的間題,あるいは画像の生理学的意味合いの欠如(機能的評価,弁の動き,心室壁の動きなどの評価),装置が高額であることなどから一般的使用には至っていない.
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