病院めぐり
長崎原爆病院泌尿器科
草場 泰之
pp.171
発行日 1995年2月20日
Published Date 1995/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901395
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長崎に原子爆弾が落とされてから,はや50年が経とうとしています。この長崎の地に,原子爆弾の被害にあった人たちの治療を目的として建てられたのが,長崎原爆病院のそもそもの始まりです。1958年の創立ですから,今から37年も前のことです。当初,病床数81床で始まった病院は,1969年には長崎市より日本赤十字社へ移管され,1982年には片淵町から茂里町へ移転し,現在360床の総合病院です。
われわれのところの泌尿器科は,病院創立当初より皮膚泌尿器科として,諸先輩がたが活躍されて,多くの業績を残しています。私が泌尿器科部長として,初めて赴任したのは,1986年4月のことでした。
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