連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・42
―長崎原爆とひとりの医師①―空からの悪魔
鉄郎
1
1NPO法人アットホームホスピス
pp.228-229
発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101918
- 有料閲覧
- 文献概要
1通の手紙が届いた.手紙は,NPO法人アットホームホスピスが発行する季刊誌への投稿であった.冒頭に「親から聞いたことを書きとめておこう」とあり,昭和20年8月8日の出来事から書き起こされている.タイトルは「空からの悪魔」.自分の母親から聞いた,長崎に原子爆弾(以下,原爆あるいはピカ)が投下された時の体験を,次の世代に伝えようと綴られたものだ.簡単に内容を紹介しよう.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.