病院めぐり
佐世保市立総合病院泌尿器科
岩崎 昌太郎
pp.170
発行日 1995年2月20日
Published Date 1995/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901394
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佐世保市は明治時代からの軍港と造船の街であり,現在も陸上,海上の自衛隊が駐屯し,米軍の基地があり,SSKという造船が基幹産業であることには変わらない。しかし,1990年3月にハウステンボスという一大リゾート施設ができ,観光都市佐世保へとイメージ・チェンジを図っています。ハウステンボスは17世紀のオランダの市街地を再現したもので,入国するとオランダの国を旅行しているような楽しい気分になるようです。米軍の基地があり,ハウステンボスが出現して,佐世保はますます外国人が多くなり,国際色豊かな街であります。
佐世保市立総合病院は1934年に佐世保市立実費診療所として開設され,1939年に診療所を増改築し,佐世保市立市民病院と改称。1946年に旧海軍の海仁会病院を買収して佐世保市立市民病院として発足,(旧市民病院は北病院に改称)。1972年に北病院を統合して,佐世保市立総合病院として島地町に設立されました。しかし,時代とともに病院の狭隘化や老朽化が進み,医学の進歩や医療の要求に対応できなくなって,1990年3月旧病院より約700m離れた平瀬町に新築移転しました。
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