病院めぐり
鳥取県立中央病院泌尿器科
根本 良介
pp.888
発行日 1994年10月20日
Published Date 1994/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901320
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鳥取県立中央病院は観光名所砂丘の近くに位置し,県の環境衛生関連施設の一角をなす。鳥取空港から車で10分,病棟の真上を飛行機が往来するが,田舎の空港なので便数が少なく騒音は全く気にならない。東京からのお客さんは空港駐車場が無料なのといつでも駐車できるのに驚く。車で5分の所に鳥取港もあり,岸壁からの釣りが楽しめる。夏にはイカ釣り舟が見事な夜景を見せてくれ,病院には太公望が多い。
周辺人口30万人を市立病院,日赤病院とで分け合っている。3病院の泌尿器科医の会合はほぼ毎月ある。患者構成はおもに鳥取市を中心としているが兵庫県北西部からも来院する。"夢千代日記"で有名な温泉があり,自称吉永小百合のモデルが多く,顔はともかく独特の方言が楽しめる。イナバの白ウサギで有名な白兎海岸が西の境界である。今夏はワニがサーフボードにかわって賑わっている。
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