増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●尿路・性器の感染症●
腎膿瘍
渡邉 豊彦
1
1岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
pp.23-25
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207477
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代表的主訴
●発熱,悪寒,ときに倦怠感や体重減少を伴う.
Point
◉腎実質内に感染性の膿瘍を形成した状態である.
◉感染経路は尿路由来の上行性,ならびに血行性である.
◉すみやかな抗菌化学療法が必要である.尿路上行性であればグラム陰性桿菌,血行性であればグラム陽性球菌を想定する.
◉外科的ドレナージも常に考慮しておく.
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