増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●尿路・性器の感染症●
急性単純性膀胱炎
大平 伸
1
1川崎医科大学泌尿器科学教室
pp.26-29
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207478
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代表的主訴
●頻尿,排尿時痛,残尿感,下腹部不快感,下腹部痛.
●尿混濁,時に肉眼的血尿.
●発熱は基本的に来さない.
Point
◉急性単純性膀胱炎の診断には,臨床症状と尿検査が重要である.
◉抗菌薬は,患者背景や想定される菌種に応じて選択すべきである.
◉難治例,再発例では,あらためて基礎疾患の有無や生活習慣を確認する必要がある.
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