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編集後記
近藤 幸尋
pp.984
発行日 2016年11月20日
Published Date 2016/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205826
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読者の先生方は秋を満喫されておりますでしょうか.北海道の先生方はすでに冬の準備をされておられると思います.医局を運営する者にとってこの季節は,来年の春を清々しい思いで迎えられるか,長い冬が続くかが決定する時期です.つまり,来春の新人の入局が決定される後期研修医の応募締切期間です.2017年度は専門医機構の制度がまだ開始されないため,定員はありません.また,来年春は小職の医局も大きく人事が動く可能性があるため,大量の新入医局員を歓迎しているところです.
泌尿器科といっても,当医局は「男性生殖器・泌尿器科学」という表札を掲げており,当然のごとく男性患者さんが多いわけです.しかしながら,女性の排尿および骨盤底の医療を行っている関係で,女性泌尿器科医のニーズも高くなっております.小職の大学卒業時には女性の医学生は同学年で9名でしたが,現在は約40%が女子学生で占められております.現在泌尿器科に所属している女医さんは4名ですが,女性率としては10%台です.つまり,女性泌尿器科医の増加無き泌尿器科医の増員は今後ますます困難と思われます.
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