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特集 血液透析―カレントトピックス
腎性貧血
Renal anemia
椿原 美治
1
Yoshiharu Tsubakihara
1
1大阪府立急性期・総合医療センター腎臓・高血圧内科
キーワード:
腎性貧血
,
ガイドライン
,
赤血球造血刺激因子製剤
Keyword:
腎性貧血
,
ガイドライン
,
赤血球造血刺激因子製剤
pp.563-572
発行日 2011年7月20日
Published Date 2011/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102440
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要旨 血液透析(HD)患者の腎性貧血治療に関して,日本透析医学会の2008年版ガイドラインが完成し,赤血球造血刺激因子製剤(ESA)の使用方法は定まった感がある。一方,最近の欧米での大規模ランダム化比較試験の結果を受けて,欧米のガイドラインが改訂されている。わが国のHD患者の医療は,生存率からみても世界で最も優秀である。腎性貧血治療ガイドラインも,欧米とは一線を画した内容であるが,実臨床では最も健全な内容であると信じる。以上をわが国のエビデンスを基に言及した。
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