Japanese
English
症例報告
40年後にサラゾスルファピリジンによって誘発された固定薬疹の1例
Fixed drug eruption of sulfaminum induced by salazosulfapyridine 40 years later
皿山 泰子
1
,
池田 哲哉
1
,
中村 敬
1
,
玉置 昭治
1
Yasuko SARAYAMA
1
,
Tetsuya IKEDA
1
,
Takashi NAKAMURA
1
,
Akiharu TAMAKI
1
1淀川キリスト教病院皮膚科
1Division of Dermatology, Yodogawa Christian Hospital, Osaka, Japan
キーワード:
サラゾスルファピリジン
,
サルファ剤
,
固定薬疹
Keyword:
サラゾスルファピリジン
,
サルファ剤
,
固定薬疹
pp.808-810
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102111
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要約 65歳,男性.20歳時に感冒薬内服,注射後に発疹の既往がある.原因としてはサルファ剤が強く疑われた.2002年12月17日昼より潰瘍性大腸炎に対し,サラゾスルファピリジン(サラゾピリン ®)内服開始し,翌日夜より体幹部を中心に対称性の,境界比較的明瞭な紅斑が出現した.スルファピリジンによる固定薬疹を疑い,内服テスト施行したところ,同様の皮疹が誘発され,サルファ剤による固定薬疹と診断した.
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