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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(1) 1992.11.6-8 東京
学術展示
Epstein-Barrウイルス感染によると思われる急性涙腺炎に角膜潰瘍を合併した1例
A case of acute dacryoadenitis with corneal ulcer presumably due to Epstein-Barr virus infection
高橋 義徳
1
,
鈴木 一作
1
,
高橋 茂樹
1
Yoshinori Takahashi
1
,
Issaku Suzuki
1
,
Shigeki Takahashi
1
1山形大学医学部眼科学教室
pp.420-421
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901513
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緒言 Epstein-Barrウイルス(以下EBV)は,主にBリンパ球を標的細胞とし,涙腺などリンパ系細胞が多い組織に親和性があることが知られている。さらに,近年PCR法により涙液中よりウイルスが証明され角膜への直接的な障害の可能性が示唆された1)。今回筆者らは,EBV感染によると思われる急性涙腺炎に角膜潰瘍を合併した1例を経験したので報告する。
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