Japanese
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眼・光学学会
電動ズーム手術検微鏡の使用経験
Experience with Operation Microscope with Electric Zooming Device
井上 正澄
Masazumi Inouye
pp.995-997
発行日 1969年8月15日
Published Date 1969/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204131
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ズーム手術検微鏡は眼科手術や内耳手術をやりやすくする目的で作られたもので,これらのマイクロサージェリーでは変倍率光学系を用いると,視野が一時遮断されるので,スムーズに手術を進行するためには,この頃はもつぱら足ふみスイッチで操作されるモーター駆動ズームによつて連続的に倍率が変化する手術検微鏡が好んで用いられるようになつた。ツァイスとストルツ型では微動は足ふみスイッチを用い,キーラー型では消毒すみのゴムキャップをはめた手動式となつている。
電動ズーム手術検微鏡は角膜異物を細隙燈で除去することになれている眼科医には,容易に使うことができる。
An ideal operation microscope is expected to have following characteristics : 1) sufficient depth of the focus, 2) wide observation area, 3) large vertical movement, 4) heat-free illu-mination and 5) compactness. The author's own experience is described.
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