Japanese
English
◆総説
筋電電動義手とその使用状況
Myoelectric Artificial Hand and Investigation of Its Usage
木之瀬 隆
1
,
細本 雅代
1
,
葛西 朗
1
Takashi Kinose
1
,
Masayo Hosomoto
1
,
Akira Kasai
1
1JR東京総合病院リハビリテーション室
1Department of Rehabilitation, JR Tokyo General Hospital
キーワード:
切断
,
義肢・装具
,
追跡実態調査
Keyword:
切断
,
義肢・装具
,
追跡実態調査
pp.4-11
発行日 1989年2月15日
Published Date 1989/2/15
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- 参考文献 Reference
要旨:筋電電動義手は,前腕切断者に処方される義手の中で機能性と装飾性をそなえた義手である.エレクロトニクスの進歩,リハビリテーション工学の充実により,諸外国では筋電電動義手をはじめ,体外力源動力義手の実用化が定着してきている.わが国では種々の問題があり,筋電電動義手の適用は限られているのが現状である.しかし,現代社会では切断者のニードは多様化してきており,これまでの装飾・能動義手を含めた義手の中で,筋電電動義手の適応について検討していく必要性がある.そこで,現在日本国内で供給されている筋電電動義手の紹介,その特色,適応についての考慮点を挙げ,使用状況調査より今後の課題について考察した.
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