臨床実験
パンヌスの統計的観察,特に発生部位に就いて
浜屋 潤吉
1
1千葉大眼科
pp.901-904
発行日 1955年6月15日
Published Date 1955/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202253
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トの分類とパの肉眼的或は細隙灯所見よりする分類との関係に就ては,既に多数の統計的観察がなされておる。而して本教室に於ては早くから伊東教授により紹介されたMac Callan分類法に基いて,種々なるト研究を行つて来ておる。私はこゝに同分類法に基いたトのパに就き,これを細隙灯検査にて分類し,以下の項目に就て統計的観察を試み一,二新知見を得たので報告する。
即ち,1) Mac Callan分類に依るト各期と年齢との関係。2)ト患者のパの有無,及びパの程度と年齢との関係。3)各期トとパとの関係。4)パの発生部位に就てである。
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