今月の表紙
von Recklinghausen病
山口 純
1
,
天野 史郎
2
1北里大学病院眼科
2東京大学眼科
pp.1405
発行日 2011年9月15日
Published Date 2011/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103822
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症例は33歳,男性。幼少時にvon Recklinghausen病の診断を受け,1996年に当院形成外科から精査目的で紹介され受診した。現在の視力は右(1.2),左(0.5)で,眼圧は右13mmHg,左19mmHg。Lisch虹彩結節以外に前眼部・中間透光体に異常はなく,眼底にも検眼鏡的には明らかな異常はみられなかった。初診時から左眼視力は不良であった。
前眼部写真はTOPCON社製スリットランプSL-D7にNikon社製デジタルカメラD2xを搭載したもので,Lisch虹彩結節が確認できるように倍率を上げて撮影した。カラー眼底写真はKowa社製眼底カメラRC-XV3で,IR(赤外)光写真はHeidelberg Engineering社製の共焦点レーザー走査型眼底検査装置Heidelberg Retina Angiograph 2(HRA2)で撮影を行った。
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