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あとがき
根木 昭
pp.1038
発行日 2010年6月15日
Published Date 2010/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103240
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第114回日本眼科学会(日眼)総会が寺崎浩子会長のもと名古屋で開催され,4,700人を超える日眼総会史上,最高の参加者を記録しました。昨年の東京での総会も約4,300人とそれまでの新記録でしたが,今回東京以外で参加者が最高を記録したことで会員の日眼離れに終止符が打たれたのではないかと思います。
一時は3.000人を切るほどで,日眼総会は基礎的研究学会でよいとする意見もありましたが,眼科専門医制度を主催する日眼の年1回の総会が,基礎研究者のためだけの学会では専門医制度も支持を得られるものではありません。14,000人の日眼会員のための総会にするよう,プログラム委員会が立ち上がり,秋の日本臨床眼科学会(臨眼)と整合性をとりながら,経年的にも統一性のあるプログラムを構成してきた結果が実を結んだといえます。寺崎会長もわかりやすい学会を合い言葉にプログラムを統制されました。教育セミナー,サブスペシャリティサンデーもすっかり定着し,日眼ならではの標準化が根付いてきました。市民公開講座も大盛況でした。
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