今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで
長期予後・遠隔期合併症
子宮筋腫治療後の転移・再発
牛嶋 公生
1
1久留米大学産婦人科
pp.1017-1020
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209835
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●組織学的に良性の子宮筋腫でも転移,再発例,死亡例が存在する.
●良性の組織でも多発性の病変として再発することが多い.鏡視下手術において増加している可能性がある.特にモルセレータ使用時には必ずバッグ内で操作を行う.
●再発時の組織が悪性と診断される場合がある.
●頻度は低いが,再発の可能性について説明をしておくことが望ましい.
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