今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで
手術手技のポイントと留意点
子宮鏡下手術とその合併症
村上 節
1
,
木村 文則
1
,
辻 俊一郎
1
1滋賀医科大学産科学婦人科学講座
pp.1012-1016
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209834
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●将来の妊孕性温存を念頭に置いた低侵襲手術であるがゆえに,合併症による転帰は患者との信頼関係を一気に損なうおそれがあることを強く認識する.
●手術を安全に遂行するために,術者自ら機器の特性や手術手技の基本,合併症とその対策などの知識を得て,ハンズオントレーニングやシミュレータなどの修練を経て行う.
●ソロサージェリーであるため助手のアシストは期待できないと心得,術者として飽くなき研鑽が望まれる.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.