Japanese
English
臨床報告・1
大量下血で発症した小腸型Crohn病の1例
A case of intestinal Crohn's disease with acute massive hemorrhage
長 晴彦
1
,
熊本 吉一
1
,
片山 清文
1
,
白石 龍二
1
,
谷 和行
1
,
岡本 隆英
1
,
豊田 洋
1
,
松浦 仁
1
,
菅野 伸洋
1
,
内山 雅之
2
Haruhiko CHO
1
1平塚共済病院外科
2本郷医院
キーワード:
大量下血
,
クローン病
,
血管造影
Keyword:
大量下血
,
クローン病
,
血管造影
pp.1413-1416
発行日 2001年10月20日
Published Date 2001/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905337
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はじめに
Crohn病は一般的に下痢や腹痛で発症することが多く,大量下血を生じることは稀である1).特に小腸型では内視鏡で所見が得にくく,診断に難渋することも多い.今回,筆者らは大量下血で来院した患者に対し腹部血管造影検査の所見をもとに手術を行い,小腸型のCrohn病と診断した症例を経験したので,文献考察を加え報告する.
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