Japanese
English
臨床報告・1
血中CA19-9値が異常高値を示した胆嚢結石症の1例
Acase of cholecystolithiasis with sever elevation of serum 19-9
高橋 博之
1,2
,
田澤 賢一
1,2
,
山岸 文範
1
,
鈴木 修一郎
1
,
塚田 一博
2
,
岡田 英吉
3
Hiroyuki TAKAHASHI
1,2
1新潟県厚生連糸魚川総合病院外科
2富山医科薬科大学第2外科
3富山医科薬科大学第1病理
キーワード:
CA19-9
,
胆嚢結石症
Keyword:
CA19-9
,
胆嚢結石症
pp.1417-1420
発行日 2001年10月20日
Published Date 2001/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905338
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はじめに
Carbonhydrate antigen 19-9(以下,CA19-9)は悪性疾患,特に膵癌,胆管癌,胆嚢癌の診断,治療効果判定,再発のモニターとして有用な腫瘍マーカーである1,2).良性疾患で血中CA19-9値上昇を認める場合,胆道系疾患のみで100U/mlを越えることは少ない.今回,筆者らは血中CA19-9値が異常高値を示した胆嚢結石症の1例を経験したので,文献的考察を含めて報告する.
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