文学漫歩
—北杜夫(著)—『どくとるマンボウ青春記』(1973年,中央公論社 刊)
山中 英治
1
Hideharu YAMANAKA
1
1市立岸和田市民病院外科
pp.1516
発行日 2001年11月20日
Published Date 2001/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904704
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今月は申し訳ありませんが最初に少し宣伝させて下さい.11月21,22日に大阪国際交流センターで,日本クリニカルパス学会を岸和田市民病院担当で開催致しますので是非ご参会下さい.
パスについては内視鏡外科学会,消化器外科学会,臨床外科学会と最近連続してパネルディスカッションに取り上げられ,外科系学会の中枢の先生方の間でも注目されていると感じた.パスはインフォームドコンセント,医療の標準化,チーム医療など21世紀の臨床外科に必要不可欠のツールである.残念ながら学会場では内視鏡手術,遺伝子,移植などは若い先生で満員で,パスとターミナルケアはともに不人気であったが,いずれも演者は臨床現場で現役の30〜50歳代の方が多くて,勇気づけられた.
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