病院めぐり
NTT東日本札幌病院外科
金子 敏文
pp.1515
発行日 2001年11月20日
Published Date 2001/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904703
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当院は札幌市中心部の大通公園に近く位置し,1922(大正 11)年に逓信診療所としてスタートしています.その後,国の電信電話・郵政事業の変遷とともに,職域病院の「札幌逓信病院」から,「NTT東日本札幌病院」として一般市民に開放され,80年の長い歴史を経て,総合的な中核病院に発展してきています.
病院規模は18診療科に透析センター,ドック科,健康管理センターを備え,病床数301床,医師数62名,1日外来患者数1,300人であり,入院は平均在院日数17日,病床利用率95%を超える多忙な状況です.診療科は臓器別の内科に対応して,外科も一般・消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科に分かれ,病床数は53床でつねに満床の状況です.外科のスタッフは日本外科学会名誉会長の田邊達三院長のほか,一般消化器外科は池田浩之副院長,金子敏文部長など6名,心臓血管外科は松居喜郎部長など3名,呼吸器外科にも同門の北海道大学第2外科から出張医が派遣されています.日本外科学会,日本消化器外科学会,日本乳癌学会などの認定施設であり,毎年,外科には2名前後,病院全体で十数名の出張医,研修医を受け入れ,また厚生省の臨床研修指定病院であります.
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