病院めぐり
庄原赤十字病院外科
中尾 篤典
pp.1051
発行日 1997年8月20日
Published Date 1997/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902818
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庄原赤十字病院は,大正14年組合立庄原病院として創立され,昭和18年日本赤十字社に移管されました.以来,広島県北部の中核病院をなし,地域医療の担い手として発展してきました.現在は,内科,外科,整形外科,産婦人科,脳神経外科,麻酔科,泌尿器科,眼科,皮膚科,耳鼻咽喉科,小児科の11診療科が開かれており,230床を有する総合病院として活動しています.
病院のある庄原市は,中国山地の豊かな自然に囲まれた風光明媚な田園都市です.中国自動車道のおかげでいくらか便利になったものの,まだまだ周辺の町村は交通の便が悪く,日に数本のバスを乗り継いで通院する患者さんもおられるほどです.当然高齢者の割合が高く,合併症をもったリスクの高い手術症例が多いのも特徴です.
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