連載 病院めぐり
岡山赤十字病院
江尻 孝平
pp.645
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904346
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岡山赤十字病院は,昭和2年5月に岡山市丸の内に内科,外科,産婦人科の3科で病床数50床の日本赤十字社岡山支部療院として開設されました.昭和18年には岡山赤十字病院と改称され,昭和60年4月に岡山市青江(岡山駅から南東に車で約15分)に新築移転し,現在に至っています.病院は19科,500床(そのうち開放病床が40床)の総合病院で,循環器,救急救命,周産期,老人性痴呆疾患などのセンターを要し,エイズ拠点病院,基幹災害医療センターに指定され,地域住民に“信頼され親しまれる病院に”をモットーに地域との連携による生涯医療サービスを目指してきました.さらに,平成12年12月には新たに救急救命,健康管理,内視鏡のセンターを要したセンター棟が新築され,岡山市の中核病院として果たすべき役割がますます大きくなっています.
産婦人科の医師は,院長と常勤医5名(部長1名,副部長1名,医師3名)の計6名で,すべて岡山大学医学部産婦人科学教室の出身です.外来診療は毎日ありますが,初診,産科予約再来,婦人科予約再来(一部自由再来)に分かれています.手術は月,水,金曜日,検査は火,木曜日の午後に行っています.昨年の開腹手術は約480件で,広汎性子宮全摘術から腹腔鏡下の手術まで多岐にわたっています.
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