Japanese
English
臨床報告・1
イレウス術後に腸重積を発症した1症例
A case of adult intussusception after adhesiotomy for ileus
村野 武志
1
,
稲田 髙男
1
,
長谷川 誠司
1
,
松隈 治久
1
,
奥村 拓也
1
,
尾形 佳郎
1
Takeshi MURANO
1
1栃木県立がんセンター外科
キーワード:
腸重積症
,
係蹄状癒着
,
イレウス術後
Keyword:
腸重積症
,
係蹄状癒着
,
イレウス術後
pp.1629-1632
発行日 1996年12月20日
Published Date 1996/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902603
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はじめに
成人腸重積症は,比較的稀な疾患であり,乳幼児の腸重積症に比べ,そのほとんどが,何らかの器質的疾患を有しているのが特徴である.
今回我々は癒着性イレウス術後に,癒着した小腸が先進部となり,腸重積症を発症した1症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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