Japanese
English
臨床報告・1
イレウス管が誘因と考えられた術後腸重積症の1例
A case of postoperative intussusception likely induced by long intestinal tube
林 正修
1
,
水谷 隆
1
,
野々山 孝志
1
,
平井 一郎
1
Masanobu HAYASHI
1
1東海記念病院外科
キーワード:
腸重積症
,
イレウス管
,
画像診断
Keyword:
腸重積症
,
イレウス管
,
画像診断
pp.537-540
発行日 1997年4月20日
Published Date 1997/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902709
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はじめに
癒着性イレウスに対してlong tubeのイレウス管を用いて,閉塞上部腸管の吸引・減圧療法が行われている.外科的治療に至る場合でも,イレウス再発防止として,イレウス管を腸管内スプリントとして術後もしばらく留置することがある.今回筆者らは,胃切除後の癒着性イレウス術後留置していたイレウス管が誘因と考えられた腸重積症の1例を経験したので報告する.
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