Japanese
English
臨床報告・1
イレウスをきたした回腸導管造設術後傍ストーマヘルニアの1例
A case of ileus due to parastomal hernia after performed ileal coduit urinary diversion
宮本 康二
1
,
玉木 雅人
1
,
山本 哲也
1
,
清水 幸雄
1
,
由良 二郎
1
,
岩田 英樹
2
,
長谷川 義和
2
,
山本 直樹
3
Kouji MIYAMOTO
1
1松波総合病院外科
2松波総合病院泌尿器科
3岐阜大学医学部泌尿器科
キーワード:
イレウス
,
傍ストーマヘルニア
,
回腸導管
,
イレウス管
Keyword:
イレウス
,
傍ストーマヘルニア
,
回腸導管
,
イレウス管
pp.1633-1635
発行日 1996年12月20日
Published Date 1996/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902604
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はじめに
傍ストーマヘルニアは人工肛門造設後にしばしばみられる合併症であるが,イレウスをきたすことは稀である1).
今回われわれは,膀胱癌にて膀胱全摘術後に造設された回腸導管皮膚瘻部に生じた傍ストーマヘルニアにより,イレウスをきたした症例を経験したので報告する.
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