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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
幽門側胃切除
幽門側胃切除術後の最適な再建方法とは
What is the optimal reconstruction method after distal gastrectomy?
今井 義朗
1
,
田中 亮
1
,
松尾 謙太郎
1
,
本田 浩太郎
1
,
朝隈 光弘
1
,
李 相雄
1
Yoshiro IMAI
1
1大阪医科薬科大学一般・消化器外科
キーワード:
幽門側胃術後
,
QOL
,
PGSAS-45
Keyword:
幽門側胃術後
,
QOL
,
PGSAS-45
pp.581-589
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214128
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【ポイント】
◆幽門側胃切除術後の再建法は,それぞれに長所・短所があり,第一選択肢として推奨される再建術式は存在しない.
◆幽門側胃切除術後の再建術式を比較したRCTは多数存在するが,QOLに関しては大きな差はない.
◆Postgastrectomy Syndrome Assessment Scale(PGSAS)-45は,胃切除後のQOL評価に特化した質問票であり,幽門側胃切除術後の再建法に関する新たなエビデンス構築に有用な評価法になりえる.
◆再建法の長所・短所を十分に理解し,症例ごとに最適な再建法を選択することが望ましい.
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