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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
総論
胃癌術式と胃切除後障害
Relationship between gastrectomy procedures and postgastrectomy syndrome
中田 浩二
1,10
,
池田 正視
2,10
,
高橋 正純
3,10
,
木南 伸一
4,10
,
吉田 昌
5,10
,
上之園 芳一
6,10
,
小寺 泰弘
7,10
,
川村 雅彦
1,10
,
柏木 秀幸
8
,
羽生 信義
9
Koji NAKADA
1,10
1川村病院
2佐久市立国保浅間総合病院外科
3横浜市立市民病院消化器外科
4金沢医科大学消化器外科治療学
5国際医療福祉大学病院外科
6今村総合病院外科・消化器外科
7名古屋大学消化器外科
8前橋城南病院内視鏡センター
9総合東京病院外科
10「胃癌術後評価を考える」ワーキンググループ
キーワード:
胃癌術式
,
胃切除後障害
,
Quality of life
,
QOL
,
Postgastrectomy syndrome assessment scale-45
,
PGSAS-45
Keyword:
胃癌術式
,
胃切除後障害
,
Quality of life
,
QOL
,
Postgastrectomy syndrome assessment scale-45
,
PGSAS-45
pp.529-533
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214117
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【ポイント】
◆様々な胃切除術式の影響を科学的に評価して術式の選択や改良に役立てることが重要である.
◆各胃切除術式が胃切除後障害(≒患者の日常生活)に及ぼす影響を評価するには,胃切除後の評価を目的に開発された質問票(PGSAS-45など)が有用である.
◆術式以外にも様々な臨床因子が胃切除後のQOLに影響を及ぼすが,術式選択は介入可能な因子として特に重要である.
◆同じ術式でも適応と手技の違いにより胃切除後障害の重さは異なるため,術後QOLの向上に寄与する適応と手技を明らかにし普及させる必要がある.
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