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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
幽門側胃切除
QOLからみた幽門保存胃切除術のコツ
Tips and tricks for pylorus-preserving distal gastrectomy considering quality of life
並川 努
1
,
花﨑 和弘
2
,
瀬尾 智
1
Tsutomu NAMIKAWA
1
1高知大学医学部外科学講座
2高知大学医学部附属病院
キーワード:
幽門保存胃切除術
,
Quality of life
,
機能温存手術
Keyword:
幽門保存胃切除術
,
Quality of life
,
機能温存手術
pp.590-594
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214129
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【ポイント】
◆幽門保存胃切除術は幽門側胃切除術に比して下痢,ダンピング症状,補食必要度の面で優れた術式である.
◆1/3〜1/2程度の残胃の大きさが至適であり,残胃幽門洞長は胃術後障害の程度に影響する.
◆吻合方法および迷走神経腹腔枝温存の有無が術後障害に与える影響の解釈は難しく,さらなる検討を要する.
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