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特集 導入! ロボット支援下ヘルニア修復術
各論
【鼠径ヘルニア】
ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術(高位切開)の手術手技
Robotic inguinal hernia repair: cephalad approach
岡本 信彦
1
,
三島 江平
1
,
若林 剛
1
Nobuhiko OKAMOTO
1
1上尾中央総合病院外科
キーワード:
腹膜高位切開
,
多関節機能
,
剝離可能層
Keyword:
腹膜高位切開
,
多関節機能
,
剝離可能層
pp.1059-1062
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213824
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【ポイント】
◆腹膜高位切開によるロボット支援下鼠径ヘルニア修復術は,ロボットの多関節機能を生かした一方向性の剝離が可能である.
◆剝離の際には,ランドマーク血管である下腹壁血管,内側臍ひだ(臍動脈索),性腺血管,精管を目安に剝離可能層を追う.
◆当院での初期成績では,M型,L1,2型,L3型の順に剝離時間を要することから,導入時の手術適応は考慮すべきである.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年9月末まで)。
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