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特集 腹腔鏡下胃手術のすべて
基礎編
完全腹腔鏡下手術における切離ラインの決定
Intraoperative tumor localization during totally laparoscopic gastrectomy
金治 新悟
1
,
山崎 悠太
1
,
掛地 吉弘
1
Shingo KANAJI
1
1神戸大学食道胃腸外科
キーワード:
完全腹腔鏡下胃切除術
,
胃切離ライン決定法
,
点墨によるマーキング
Keyword:
完全腹腔鏡下胃切除術
,
胃切離ライン決定法
,
点墨によるマーキング
pp.1164-1168
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212618
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【ポイント】
◆完全腹腔鏡下胃切除術においては様々な胃切離ライン決定法がある.いずれの方法においても,内視鏡での正確な病変範囲診断のもとに術前マーキングを行い,これを術中に認識して胃切離ラインを決定する.
◆幽門側2/3の切除範囲に含まれる病変においては,点墨によるマーキングなど簡便な胃切離ライン決定法で十分である.
◆高位病変では,術中内視鏡を用いて過不足ない胃切除を行うことで胃機能温存に努める.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年10月末まで)。
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