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特集 最新の胆道癌診療トピックス—新たな治療戦略の可能性を探る
術前治療と切除適応
胆道癌の予後不良因子とは—手術適応のborderlineはどこか?
肝内胆管癌
What is the borderline of surgery for intrahepatic cholangiocarcinoma?
有泉 俊一
1
,
山本 雅一
1
Shunichi ARIIZUMI
1
1東京女子医科大学消化器・一般外科
pp.1414-1418
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211869
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【ポイント】
◆CA19-9高値,リンパ節転移,肝内転移が予後不良因子である.
◆手術後の補助療法は肝内胆管癌の生存率を改善し,特にリンパ節転移の予後を改善している.
◆リンパ節転移または肝内転移のどちらかがある場合は,手術適応のボーダーラインである.
◆リンパ節転移と肝内転移の両者がある場合は極めて予後不良であり,手術適応外である.
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