特集 外科医のための癌診療データ
臓器別最新データ
6.肝癌
肝内胆管癌の治療
有泉 俊一
1
,
山本 雅一
1
Shunichi ARIIZUMI
1
1東京女子医科大学消化器外科
pp.167-173
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104310
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覚えておきたいデータ
◆ICC切除例の5年生存率29%,生存期間中央値20か月である.
◆胆管内発育(IG)型,肝門への浸潤のない胆管浸潤(PI)型の5年生存率80%以上である.
◆リンパ節転移があれば予後不良で5年生存率7%,生存期間中央値12か月である.
◆免疫治療が術後補助療法として有効である.
◆化学療法(ゲムシタビン+シスプラチン,ゲムシタビン+S-1)の生存期間中央値は約12か月である.
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