増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅲ章 消化器救急疾患
疾患別対処法
下部消化管・腹壁
大腸憩室
山内 慎一
1
,
菊池 章史
1
,
岡崎 聡
1
,
安野 正道
1
Shinichi YAMAUCHI
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院大腸・肛門外科
pp.270-273
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211389
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POINT
■憩室炎の合併症例に対しては,全身状態の評価と画像診断により重症度判定を行い,入院加療の適応判断と適切な治療選択を行う.
■憩室出血は保存的治療で自然止血されるものも多いが,再出血が少なからずあり,時に出血性ショックに至る重症となることがあるため,慎重な経過観察が必要である.
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